スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10/16 鷲羽岳・水晶岳日帰り

初冠雪も観測されたことだし山は綺麗だろうと一眼レフ持参で百名山日帰り困難度1位の鷲羽岳・水晶岳を目指した。
このコース、新穂高スタートで全行程約42.72㎞、自身最長の山行の為不測の事態に備え冬季ビバーク装備を用意して臨んだ。

10/15非番で眠いが惰性で18時新穂高無料駐車場着、荷物の準備と夕食と晩酌を済ませてあっと言う間に爆睡。

23時に起きて膝と足首をテーピング、朝食?食べて10/16AM0時駐車場発、長い長い一日の始まり。
新穂高登山指導所につくとザックを担いだおじさんがいてびっくり!この時間に登り始めるのか?はたまた降りてきたのか?
トイレに行って戻るとおじさんはいなくなっていた。まさか・・・

今日は満点の星空だが月明りもなく真っ暗、時折後ろから足音が・・・振り返ると誰もいない。ゾクゾクしながら黙々と歩く。
そんな時に限って余計な事を考えるもので、アカンダナ山や穴毛谷での山スキーヤーが亡くなった雪崩遭難事故の時、自分は反対側の西穂を登っていたのだが、その日の朝会って話した人は穴毛谷へ向かうスキーヤーだったという記憶が蘇り一人ビビりまくる。夜中の一人歩きは気味が悪い。結局足音の正体は自分のザックのベルトが風でバタついていたものだと下山してからわかった。ベルトの処理は確実に!!

5:08 夜道を歩く事5時間、双六小屋通過。玄関にはスノーマン
PA160021.jpg

5:38 双六巻道から見る夜明けの槍ヶ岳稜線
PA160032.jpg

6:03 だいぶ明るくなってきた
PA160051.jpg

6:06 待ちに待った日の出、山が最も神秘的な一瞬
PA160062.jpg

6:11 本日の目的地鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳が全貌を現す。水晶遠すぎないか?
PA160063.jpg

7:01 鷲羽岳と三俣山荘。立派な登りです
PA160077.jpg

7:21 あろう事か途中道を間違え黒部源流方面へ下ってしまい10分ロスし三俣山荘着。展望食堂からは槍がバーンと!今度はゆっくり泊まって楽しみたい。最高のロケーションだ。
PA160078.jpg

8:17 鷲羽岳山頂。もうここでいいかと弱気になる
PA160083.jpg

黒部五郎岳、泥街道を思い出す
PA160086.jpg

山頂には石を積み上げてできた自撮り台があったのでありがたく使わせてもらう。
槍穂高、笠、双六、三俣蓮華、白山、乗鞍、富士山ほとんどの山が見える大展望に感動。
PA160104.jpg

水晶岳はまだ遠い
PA160097.jpg

8:54 ワリモ岳から鷲羽岳を振り返る。雪があったので下りが楽だった。
PA160110.jpg

9:08 ワリモ北分岐。まだあんなに登るの~と凹む
PA160114.jpg

9:46 変に固まった雪の登りにやられてヘロヘロになって水晶小屋着、野口五郎岳が大きく美しかった。
PA160124.jpg

10:23 ついに来ました水晶岳。山頂直下は雪が凍結していて際どい箇所もあって緊張した。滑ったら確実にOUTです。
時折硫黄臭が漂ってくるが高天原温泉が近いからであろう。早く温泉入りたい。
PA160136.jpg

隣は赤牛岳、トレランの人はここまで行くらしい。修行してから再度挑戦したい。
PA160138.jpg

新穂高は遥かかなたに。思えば遠くへきたもんだ!
PA160139.jpg

雲ノ平、写真中央に赤い屋根の山荘が見える。
PA160143.jpg

笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳の地形が美しい
PA160145.jpg

水晶岳山頂でノンビリ景色を楽しみながら栄養補給して気合いを入れ直して下山開始。歩き始めて10時間だがまだ行程の半分しか進んでいない。

11:33 黒部源流の最初の一滴で水1.7L補給
PA160161.jpg

12:06 黒部川水源地標
PA160172.jpg

13:00 三俣峠 疲労もあって三俣山荘からこの峠への登り返しが一番きつかった。三俣蓮華岳はすぐそこでそのまま稜線を行けば双六岳へ行けるが時間は20分余分にかかる。巻道もアップダウンがかなりあるので稜線を行こうか迷ったが、このルートは三俣山荘泊の計画で登る時まで取っておくことに。
PA160176.jpg

鷲羽・ワリモ・水晶の3兄弟ともお別れ
PA160180.jpg

14:28 双六小屋 今朝のスノーマン、ちょっと溶けたかな
PA160186.jpg

ここもテントを張りたい場所の一つだ
PA160187.jpg

15:15 弓折乗越まで戻ってきた。帰りもずっと槍穂高が見えていてなかなか前へ進まない。ここまでくれば後は下るだけ。
PA160201.jpg

15:37 昨日で営業終了した鏡平山荘、小屋締めで忙しそうだった。池を渡る木道も取り払われていた。
PA160202.jpg

ここで前回の笠ヶ岳・鏡平周回の時に見られなかった逆さ槍を見る事ができた。しかも貸し切り、槍に夕日が当たって美しい。
PA160210.jpg

鏡平山荘からは小池新道を駆け下りるのみ。何とかヘッデンを出さないで新穂高まで下山したいので走って降りるが林道ゲート付近で日没、ヘッデンつけて走ってゴール!17時間36分でした。

終日雲一つない快晴、槍穂高、北アの山々ををこんなに長時間見たのは初めてだった。流れ星・ご来光・夕焼けと泊まらないと見られない景色を1日で楽しめるのはこのルートならではと思う。また来年の秋、タイム短縮を狙って再挑戦したい。

黒部源流で汲んだ水で落とした「黒部源流コーヒー」
PA170221.jpg


コースタイム
0:19新穂高登山指導所→1:07笠新道登山口→1:34小池新道入口→3:28鏡平山荘→4:17弓折乗越→5:08双六小屋→5:25双六岳巻道分岐→6:35三俣峠→7:21三俣山荘→8:17鷲羽岳→8:54ワリモ岳→9:08ワリモ北分岐→9:46水晶小屋→10:21水晶岳→11:00水晶小屋→11:20ワリモ北分岐→12:06黒部川水源地標→12:37三俣山荘→13:11三俣峠→14:17双六岳巻道分岐→14:28双六小屋→15:15弓折乗越→15:37鏡平山荘→16:54小池新道入口→17:55新穂高登山指導所

冬季ビバーク装備、軽アイゼン、水2.5L(途中黒部源流で1.7L補給するも最終0.8L+0.5L 残)、ジェル5個、塩熱サプリ3使用、行動食2.500Kcal分 1.5時間おきに120~170Kcal補給 装備重量12㎏








スポンサーサイト
Category: 登山

コメント

No title

ほー!としか言えない・・・。しいて言えば新穂高で会ったまさかのおじさんは・・・まさかの人ではなかったのか!ってことね。登山のお仲間に会えておじさんうれしかったのかきっと後ろをついてきていたのでしょう。ベルトじゃないよーきっとふふふふ・・・・。お疲れさまでした。

2015/10/21 (Wed) 08:34 | 疾風 #9X1jVOz2 | URL | 編集
No title

疾風さん

この付近は大勢の方が眠ってます。やはり後ろをついてきたのでしょう。霊感全く無しの自分でも背筋が寒かったです。次はついて来られないように走ります。記事を読むだけで疲れさせてしまいごめんなさい。

2015/10/21 (Wed) 10:37 | パウ父 #- | URL | 編集
No title

一人で行ったのですか?山は特に沢山の方がおられるのですよね。
すれ違い際に挨拶をしたら「誰に挨拶していたの。」と、言われて「えっ、今…」とか、よく考えたらこんな所に人が居るわけないじゃんとか…

でも、これだけの体力があるとパウダーちゃんとのお散歩も軽いものですか?

2015/10/21 (Wed) 12:22 | 穂高 #- | URL | 編集
No title

穂高さん

自分の限界を知りたかったので一人で行きました。これから雪山の季節なので自分の限界を知る事も重要かと思いました。
山は経験が増えるにしたがって残念な出来事に直面する事も多くなります。それも運命と割り切って山を楽しんでます。
パウダーの散歩は車で河川敷に行ってボール投げという手抜きぶりです。

2015/10/21 (Wed) 12:55 | パウ父 #- | URL | 編集
No title

17時間、歩き続けるなんて、苦行以外のなにものでもないって思うワタシですが
この景色はご褒美ですね。
あれ?一眼レフって、いつのまに?

2015/10/21 (Wed) 19:30 | たび介 #BawZFS/w | URL | 編集
綺麗!

パウ父さんってやっぱり凄い!
山歩きなんて全く出来ない私ですが、パウ父さんのおかげで、綺麗な景色見せてもらいました!

謎のおじさん気になりますね〜〜(笑)

2015/10/21 (Wed) 21:50 | カンチン #0YcJaO/Q | URL | 編集
No title

たび介さん

苦しさの先にある感動と達成感がやめられません。
カメラは7~8年前から使ってます。携帯のカメラで撮るのは最近になってからですよ。

2015/10/22 (Thu) 22:44 | パウ父 #- | URL | 編集
No title

カンチンさん

どこの山を登っても必ず達成感は得られます。近所のむちゅ家に弟子入りしてみては?苦労してみる景色は最高です。
おじさんはたぶん槍ヶ岳に行ったはずです。

2015/10/22 (Thu) 22:53 | パウ父 #- | URL | 編集
No title

絶対に自分には無理な世界です(笑)異世界の方も勘弁ですが、重力に逆らってしかもフルマラソンなみの距離を1日!(17時間!?)
単独行はいろんな意味でリスクがあるので、くれぐれもお気をつけください!
それにしても、素晴らしい景色ですね!?去年、黒部の山賊という本を読んで一度見てみたいなぁ?とは思ってたのですが、確実に遭難する自信があるのでやめときます ....30Kg
減量できたらいけるかも?イヤイヤ、無理かな?下からながめるだけにしときます!

2015/10/23 (Fri) 00:37 | あおめー父 #- | URL | 編集

最高の天気で充実した一日でしたね!美しい眺望を見てまた行きたくなりました。いやはや17時間とは想像しただけで気が遠くなるのに、最後走る体力があるなんてすごすぎます。
懐かしい鏡平の写真があって嬉しかったです♩
黒部源流水のコーヒーも美味しそう‼︎

2015/10/23 (Fri) 12:54 | 走る日本語教師 #- | URL | 編集
No title

アオメー父さん

遠いと分かって入りましたが当日は高気圧がドンピシャで最高の景色だったので歩き通せました。黒部の源流域は最高の場所でした。是非35㎏減量で見に行ってください。今回はハイ松の中でビバーク覚悟だったのでシュラフ無しのテント泊装備と変わらないものでした。更なる軽量化してタイム短縮しないとダメですね。

2015/10/24 (Sat) 22:18 | パウ父 #- | URL | 編集
No title

走る日本語教師さん

山荘と鏡池の写真、懐かしく思って頂けて良かったです。最後の最後に鏡池の逆さ槍を見る事ができてパワー復活しました。今回行った山域は今まで行った山の中で最高に美しかったです。鷲羽・水晶行かれる際は高気圧狙いで!先生の走りなら12時間台で行けますよ。その時は効果絶大のトレラン用ジェル試してみてください。
黒部源流コーヒーは苦労した分最高の一杯でした。

2015/10/24 (Sat) 22:57 | パウ父 #- | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。